日本庭園『清心園』について

ビリニュスへの贈り物

清心園 湧水が流れる日本庭園

この日本庭園の造園と湧水の流れの復元は、土地で生まれ育ち、極東の文化に長年関心を持ち、日本の墨絵の技術を修得した画家ダリア・ドクシャイテ女史のアイデアから始まりました。2009年、ドクシャイテ女史がビリニュス市役所と協議し、この土地を流れる湧水とその環境の整備について賛同を得て、具体化に向け動き出しました。2011年、丘公園 のテーブル丘 から流れてくるスルシュコスの谷 の湧水は、ビリニュス市の湧水保護リストに含められました。

2016年から2018年にかけて、京都で日本庭園造園を学んだ景観設計士のラウラ・ポプキーテ‐フクモト女史が、日本庭園造園家北山安夫氏(京都)の指導を受けながら、この清心園を設計し、施工しました。

2018年から2020年の間、庭園の仕上げ作業と管理は、このプロジェクトの発案者である非営利団体日本文化ハウス(代表ダリア・ドクシャイテ女史、プロジェクト・マネージャー兼庭園プロジェクト管理者マリヤ・シマンスカイテ女史)がボランティアで行いました。この庭園プロジェクトは、大勢の人々と数多くの法人による善意の協力で実現されたものです。

2020年秋、非営利団体日本文化ハウスと2016年に締結された公的イニシアチブ「ビリニュスへの贈りもの」契約に従って、この庭園はビリニュス市役所に引き渡されました。

 この庭園の設計は、季節感、質素な趣、調和、周囲の環境との自然な融合、水や木や石への敬意など、日本人の美意識の主要な原則に沿ったものです。湧水の自然な流れを妨げずに、スルシュコスの谷の全体的景観と調和するように整備することが最も重視されました。この庭園の最大の支援者である高台寺(京都)の方々は、リトアニアの人々がこの庭園で日本文化や美意識や自然をより深く理解してくれることを願っています。

 優しい言葉をかければ、信頼が生まれる

相手の身になって考えれば、結びつきが生まれる

相手の身になって与えれば、愛が芽生える

老子

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